県の天然記念物に指定された大小2つの池「通り池」は、下地島を代表する観光スポットです。それぞれ直径75mと55mの池は、石灰岩が浸食してできた天然の造形。水深はそれぞれ45mと25mで、2つは水中でつながり、さらには外洋ともつながっています。コバルトブルーの穏やかな水面が美しく、独特な造形と、この地に伝わる人魚伝説も相まって神秘的な雰囲気のスポットです。ダイバー憧れの地ともいわれており、水面へ浮上する際に、水温によって水の色が変化する境界線「サーモクライン」をグラデーションで楽しめることも魅力のひとつです。ダイビングは上級者向けですが、地上からでも神秘的な雰囲気を十分に感じられるおすすめスポットです。